2011年1月30日日曜日
Marks&Spencer press event
Marks&Spencerの春夏コレクションのLOOK BOOKを描かせて頂いたきっかけでプレスイベントの方にも呼んで頂きました。
プレスイベントに来られたファッションジャーナリストやエディターの方々に私がポートレイトスケッチをしてプレゼントする、というイベント。
このような感じで来場する人々をスケッチ。
所要時間は一人3分なので、お忙しい皆さんも次々に座ってくれ
気がつけばウエイティングリストまで、、、
いろんな年齢、いろんな人種、男性も女性もやってきますが
日本人と違うなあと感じるのは、ヘアスタイル、髪の色、目の色、、、などなどみんな個性が豊かなこと!
とくに熟女のみなさんの堂々たる姿は印象的でした。
日本の女性だと私を含め、年を取るほど自信がなかったりするものですがこちらの大人の女性は自信に溢れていてとても素敵です。
新しく発見した事は、これまで人の顔の特徴は目に表れるんだろうと思っていたのですが、眉毛に一番その人の性格が分かりやすく出ているんですね。”眉毛を抑えれば、特徴がつかめる。”と途中で気づきました。
また、私は描くために対象者をじっと見つめる訳ですが
座るポーズや私を見返す表情にその人の性格がぱっと表れます。
自信満々で堂々としている人、恥ずかしそうにする人、
色っぽい人、明るい人、美しくみせようとする人、自然体な人、
皮肉屋っぽい人、図々しい人、控え目な人、おどける人、、、etc!
性格だけでなく、その人の人生までが浮かび上がってくるような、、、描いている私自身初めて感じる面白くて、、まるで占い師にでも
なったかのような不思議な感覚でした。
3分間が経ちスケッチをお渡しすると、私が思っていた以上にみなさんとても驚き、喜んでくれるのが本当に嬉しかったです。
一番多かった感想は、「これは理想の私ね、こうなりたいわ!」
というもの。確かに似顔絵ではなく、その人の素敵な所を
私も気づかない内に強調して描いていたのかもしれません。
このイベントはLONDON FASHION WEEKのサイトや
スケッチした人のブログなどで紹介してくれたり、夏にイタリアで結婚式をするからそこでも描いて欲しい、、、と言って下さる人もいて、とても好評の内に終えることが出来ました。
いつも仕事場にこもって描くことがほとんどですが
こうして直接触れ合うこと、リアル感やライブ感というのは
今の時代にはとても貴重で重要なことなんだと気づかされました。
2日間のイベントで約150人の方を描きました。
さすがに最後には腕があがらなくなってしまいましたが
本当にいい経験をさせて頂き、今回いろんな事を発見することができました。Marks&Spencerの方々に感謝です!
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4 件のコメント:
日本でもこのようなイベントがあると素敵ですね。Marks&Spencer懐かしいです。
絵を描く「線」に迷いがないyocoさんの素晴らしさがここでも実証されましたね。とても素敵です。
ステキですね。イラストも、人物も、視点も、すべてがステキ。
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