夢を描き続ける

最近、夢を描き続けるってやっぱり大事だな〜と
つくづく思う出来事がありました。



以前、編集の仕事をしながら、ライターになるための
学校に通っていたKさんは、学校の課題ということで、
仕事を通じて知り合った私を取材してくれました。
その時に、お互いの夢を楽しく話合ったりしたのですが、
彼女の夢は”ミスチルのインタビューをすること！”でした。



そして昨年末、PICT galleryでの私の個展に来てくれて
かれこれ５、６年ぶりに再会しました。
ライターへの夢はしっかり叶えて仕事をしているけど、
ミスチルには、まだ少し遠いようだと話してくれました。



ところが、先月とうとう夢が叶ったとの連絡をくれたのです！
ミスチルの新しいアルバムへのインタビュー。
厳密に言うと彼女の先輩がインタビューし、今回の彼女は同行のみ、
ということだったようですが、、、それでもすごいです！
ミスチルに対面しているのですから叶ったも同然！ですよね。
私もすごく嬉しくて（そして羨ましくて）、
根堀り葉堀りその時の裏話などを聞いてしまいました。
そして、次はもちろん彼女自身でインタンビューする機会が
近いうちに絶対くるだろうな、と思いました。






私は本格的に仕事を始めて約１０年。
何となく一段落した感があり、どこか少し油断していたかも・・・
やっぱり夢はいつもしっかり描き続けることが大事ですね。
Kさんにはとても勇気づけられました。




今年も沢山の方と出会い、良い仕事させて頂いてとても楽しい一年でした。
年末にはVISION TRACKの庄野さん、DUTCH UNCLEの矢部さんとの
恒例のミーティングをしてもらい、来年の課題も沢山見えてきたので、
今は改めてやるべきことを、少々無謀に思えるような事も、どんどん書き出していきます。
その作業がとても楽しい今日この頃です。あとは実行するのみ！



＊写真は全く関係ありませんが、今私のごくごく周りで
　大人気の眉毛犬です。ご近所の犬。
　真っ白な体に、大胆な八の字眉。
　困り顔の、内股が最高に可愛いです。

思いつくままに

いろいろ描いてみています・・・。

ART SWAPの続き

昨年の今頃にもブログに書きましたが、
クリスマスにアーティストの作品をお互い交換する、
というDUTCH UNCLEの企画がありました。
私はアルゼンチンのChristian Montenegroさんに。
そして・・・一年遅れ（！）で、ロンドンのDermot Flynnさんから
こちらの絵が届きました。大きいです、嬉しい〜。

トレビの泉がコミカルなタッチで描かれていて
すごく可愛らしいです。








サインと、エディションナンバー。
とりあえずは本棚の上に飾ってみました。
すごくいい感じです！

ピアノの演奏会

先週大阪の中の島公会堂で行われた
｢２台のピアノによる演奏会」がとても素敵でした。
出演は阿部海太郎さんとトウヤマタケオさん。
曲中の間、曲と曲との間、お二人の連弾の間、、、
全てが絶妙なタイミングでとても心地よかったです。
阿部海太郎さんの化粧品のCMの曲がとても素敵で
最近は気がつくと口笛で吹いてしまってます。










会場のピアノの上に載せてある楽譜を見て思ったのですが
音楽家は頭の中に浮かんだイメージを音符にし、
楽譜に書けば、それを自分が演奏しなくても、
他の誰かが演奏したり、歌ったり、
楽しむことが出来るんですよね。
そういう意味で、音楽は一番他者とコミニュケーションを
取る事が出来る芸術なんだなと思います。



自分を振り返ってみると、描いてしまって、
それで完結してしまうので、音楽がとても羨ましく思えます。
もちろん描いたものが雑誌や広告になって、
皆さんに見てもらえる訳ですが
音楽のように誰かに口笛で吹いてもらえるほど
その人の中には入り込めないかもしれません。
自分にももっとコミニュケーションを取れる
ような表現が何かできないかなあ、、、と、
この演奏会に行ってからずっと考え中です。

エキシビジョンページ

新しくエキシビジョンページを開設しました。
２００４年Rocket での’Calme',
２００７年Pict:galleryでの‘En Plein Air'の
作品、会場写真など随時アップしていきますので、
是非ご覧下さい！

melt

現在トップページにアップしているのは
meltというチョコレート屋さんのポストカード。
ちょうど今配布されている頃でしょうか。
イメージはケイトモスが、ふらりと
meltで買い物をしたところ、といった感じ・・・？








meltはノッティングヒルにあるシックでいて
可愛らしいチョコレート屋さん。とっても私好み・・・。





店内もすっきりしているのに華やかな感じ。
お花とシャンデリアがとっても素敵！
このシャンデリア欲しい・・・





オーナーのLouiseさんはなんと４人のお子さんの
お母さんでいて、夢は日本とNYにもお店を持つこと！
というとんでもなくエネルギッシュな女性。
おそらくまだ３０代だと思うのですが、
本当に尊敬してしまいます・・・。
奥にいるデニムの女性がLouiseさん。








打ち合わせに行ってくれたDUTCH UNCLEの矢部さんによると
日本人と韓国人のシェフが作っているとのことで
甘さ控えめの日本人好みのお味だそう。
打ち合わせではホットチョコレートまで
たっぷり頂いたそうな！


今回、Louiseさんがこのサイトを見てくれて
直接メールを下さったのですが、遠くでも
見てくれているんだなあと、とっても嬉しかったです。
Louiseさんが日本でもお店を持てるように
少しでもお手伝い出来ればいいなと思います。

また春のポストカードや、チョコレートのメニューも
あるのでまた随時アップしたいと思います。


melt
http://www.meltchocolates.com/

お宅拝見

以前からずっと気になっていて、見せて下さいとお願いしていた
ご近所の古い日本家屋へ先日おじゃましてきました。
石畳の通路を抜けて、玄関へ。あじろの靴箱がいいです！








繊細な草花の絵が素敵な屏風。
うちにも同じ画家の掛け軸などがありますが、
戦時中にこのあたりに疎開していた画家が描いていったという話。

近所には割り合い古い家が残っていて、
こちらのお宅もなんと築８０年！
有形文化財への登録を勧められているそう。







金粉を散らした襖に、松の引き手。贅沢です。








お茶室もあり、外からは伺い知れないくらい広々とした室内。
中でも私が気に入ったのはこの欄間。
竹林の彫り物が施されているのですが、
ちゃんと竹そのものの部分があったり。。。








この愛嬌たっぷりの雀の彫り物！！
職人さん達が一つ一つ彫るんですよねえ。
ユーモアもあるんですよね。

階段の手すりも竹で出来ていたり、
洋間の床が寄せ木細工で素敵な模様になっていたり。。。
ご主人はお花とお茶をこのお家で
楽しんでおられるとのこと。
やはり日本家屋は気分が落ち着きます、
私もいつか建てたいなーと思いました。
が、今は本格的な数寄屋作りは６畳でも
１千万かかるとか・・・！

ILLUSTRATION BOOK PRO 02

PICTからILLUSTRATION BOOK PRO 02が先日発売されました。
もう書店でもどーん！と平積みされていますよね。
とっても目立ってました！
中もとっても充実、非常にクオリティの高い
ジャパンイラストレーターが勢揃いで
今回も本当に興味深いです。



一方で、「Varoom」の編集長エイドリアン・ショーネシーの
序文がとても気になりました。
グローバル化の中、世界的に作品が均一化していること、
その国ならではの個性が失われつつあること・・・



う〜〜〜〜ん・・・考え込んでしまいます。
とはいえ、自分を振り返った時に日本的な
ものをそのままダイレクトに出すのも少し違うし、
特にそれを表現しなくても、日本人が根底に
持っているものというのは、どうしてもどこかに
出てくるはず・・・と思ったり。。。
結局は、国というより自分らしさということ
を追求するしかないのですね・・・。





それはさておき、このILLUSTRATION BOOK PRO 02の
西日本在住のイラストレーターにクローズアップした
展覧会がPICT galleryにて、１１／４（火）〜１５（土）まで開催されます。
是非、原画をご覧にPICT galleryへお越し下さい！

イラストノート

本日発売のイラストノート（no.8 2008）、
「人物を描く」というテーマで取り上げて頂いてます。

取材は８月の終わり、ヴィジョントラックのPICTサロンにてお話、
その後メイキングの取材のため仕事場まで移動・・・と
イラストノートの皆様、暑い中遠い所まで本当にありがとうございました！









子供時代から、イラストレーターになるきっかけ、現在に至るまで、
そしてallure Koreaのメイキングなどなど，，，
どれもとても詳細に紹介して頂いてます。
よろしければ是非ご覧下さい！

秋の上高地

仲よさげな鴨の夫婦。
ここはどこかというと・・・







夏に続いて、秋の上高地へ行ってきました！
残念ながら紅葉にはまだ少し早く、
ほんのり色づいたかなという感じ。
でも夏の光がキラキラッ！とした感じとは違って
しっとりした雰囲気ときりっと冷たい空気に
またまた癒されてきました・・・。







きのこ！
秋らしいです〜　







このキュートな実は”ユモトマユミ”という実。
ほんとに人の名前みたいですよね。
ピンクの袋から赤い実がちらっと顔を出してる様子は
とっても可愛らしいです！

冬は閉ざされてしまう上高地、きっと雪景色も最高に綺麗なんでしょうね。
また来年も必ず行こうと思います〜。

秋

秋になると、母が必ず作る栗の渋皮煮。
これを食べるとしみじみ秋を感じます。
今年は恐れていた残暑がそれほど厳しくなく
一番大好きな秋が満喫できそうで嬉しい限りです。

秋だからなのか、、、珍しく今、
食べ物関係のお仕事を色々させて頂いてます。
ひとつはシックなチョコレートショップ、
もう一つは地中海料理のレストランです。
どちらもノッティングヒルにある素敵なお店です。

資料の写真を見ながら、食材やチョコレートなどを
描いていると、本当にお腹がすいてきます．．．！
また仕上がりましたら画像でご紹介します！

MORI LIVING WEBサイト

現在トップページにあげているイラストは先日
MORI LIVINGのWEBサイト用に描かせて頂いたもの。
サイト制作はWieden＋Kenndey Tokyoさんです。
とっても個性的で本当に素敵なサイトに仕上がっています。
私もとても気に入ってます．．．！
ぜひご覧ください。



MORI LIVING
http://www.moriliving.com/ja/welcome/index.html

Tシャツ by YUMA KOSHINO

小篠ゆまさんのブランド、YUMA KOSHINOで
以前ファッションスケッチをさせて頂いたものが
こんな素敵なTシャツになりました。

フレンチスリーブと緩やかなネックラインが
女性らしくて、体のラインもきれいに
見せてくれるとても素敵なTシャツです！






’出待ちをするモデルたち’　です。
スケッチさせて頂くだけでとても楽しいのですが、
こんな風に形になるというのはまた格別で、本当に嬉しいです！


YUMA KOSHINO
http://www.yumakoshino.com/

小説の挿絵

昨年から小池真理子さんの連載小説
（中央公論）で挿絵を描かせて頂いてます。
当初の連載期間よりもずっと長くなっているという
大好評の読み切りの短編小説です。
私もどこか切ない気持ちになりながら
毎回読ませて頂くことが多いです。


短編小説は短いだけに書かれていない部分までの
余韻がずしっと残るようで、長編よりも好きです。
今月号のタイトルは「猫別れ」。
今回もぐっときてしまい最後は涙してしました・・・。


ちなみにこの少し寂しげな後ろ姿の猫は
うちの愛猫、桃太がモデルです。

上高地

上高地にいってきました。
前日睡眠時間３時間程で出発しなければならず、
着いても大変だろうなと思ってましたが、
やっぱり山や川の力はすごいですね！
マイナスイオンにつつまれているせいか
全く疲れません。






この透明度・・・！
手を水に浸けると、２秒程で痛くなるほど冷たいです。







ところどころにひっそりと咲く高山植物。
オダマキ、虎の尾、オオバキボウシ・・・
控えめな美しさに、かえって惹き付けられます。
派手に咲かなくてもいいんですね。
勉強になります。






猿の集団にも出くわします。
小猿がたくさん遊んでいて可愛い。






大きな梓川もいいですが、この小さな清水川が私好み。
赤毛のアンが学校に行く前に牛乳瓶を
冷やす小川みたいで素敵です。









朝早く起きて散歩すると、水面にもやがかかり、
とても神秘的ですし、鳥の声がとてもクリアに聞こえ、
夜は流れ星を見て・・・
すっかり上高地にやみつきになりそうです。

打ち合わせセット

ほとんどの仕事はメールやお電話だけで進行することが
多いのですが、打ち合わせにもちょこちょこと
お伺いすることがあります。

そんなときに持っていくものが、この打ち合わせセット。
中には大きな原画のファイル、中くらいの原画のファイル
ワークサンプルの雑誌や書籍などが入ってます。



これがかなり重いのです・・・
このようにコロコロに乗せて移動するのですが
階段などは持ち上げて上り下りです。
雨の日にはこれにビニールを
かぶせての移動なので、かなり憂鬱・・・。
クライアントの方々の前でこれを
モタモタと解体するのもちょっと恥ずかしいのです・・・。


ですが、直接お会いして、原画を見て頂き、
色々な感想を頂けるのは、とても貴重な事。
いつも持って来て良かった、と思います。
なので今後も頑張ってコロコロを引っ張ります・・・！

買い物熱

ここの所、フル稼働しております。
必然的にずっと作業をすることになって
あまり外に出かけられない日々です。
そんな時、amazonでの買い物熱がヒートアップするのです！


こちらがこの数週間で購入した資料たち。
画集、ライフスタイル、ファッション関係の他、
お洒落ラブコメDVDも資料に最適なんです。
『SATC The Movie』の写真集も楽しいです、公開が楽しみ。







とはいえ、実は隙を狙ってセールの初日にもちゃっかり
行って参りました。待ち合わせの時間までしっかり４時間ほど・・・。

このときの収穫は、ルブタンのサンダル。
セールとはいえ、やはり高価なものですから
しばし迷いましたが、つやつやのネイビーのエナメルと
靴底の赤の対比がとっても美しいかったので購入！

ところで、店員さん曰く最近はセールの初日と
新作の入荷を合わせているのだとか。
まんまと新作のバッグまで買ってしまいました・・・
お気に入りが見つかったので、いいんです・・・！

TIFFANY＆Ingrid

台湾のINTERNATIONAL CREATIVE BUSINESS
という雑誌で、TIFFANYの特集ページの
ヴィジュアルを描かせて頂きました。




カエルになった王子様の童話になぞらえて、
TIFFANYのダイヤのカエルブローチを贈るという、
ロマンティックな男性のお話。
TIFFANYで繰り広げられるHAPPYな
出来事の実話だそう！


そして、このお仕事でお世話になったデザイナーのIngridが
ちょうど日本に遊びに来るとのことで、
VISION TRACKの庄野さんとみんなでランチ！

Ingridは明るくて、知的、とってもチャーミングな女性！
ほんとに初めて会った気がしないくらい楽しい時間が過ごせました。
次はぜひ台湾に遊びに行くね、と約束をしてお別れ。
仕事を通して、いろんな国の方と知り合えるのは
ほんとに楽しいですね！

BOODLES

ロンドンで新しく創刊されたBOODLESという
雑誌で描かせて頂きました。
とてもシンプルな表紙、ジュエリー専門の雑誌です。



男性がロマンティックなシチュエーションで
女性にジュエリーを贈る、というシーンです。
いいですね、そういうの！

里山へ

GW前からとても不規則なスケジュールで仕事をしていました。
さすがに色々と疲れてしまったので、先週は早起きして里山へ。





ここには近くの農家の方が作った野菜や果物、
手作りのパンやプリンなどが即売されてました。
ピカピカで完熟のイチゴ・・・





ワラビやエンドウ・・・旬の野菜が並びます。
写真はありませんが、きめの細かい食パンがありまして
それが絶品なのです！






鶯の声、竹がさわさわゆれる音、植物達の様々な緑色・・・
心身共にいつの間にか本当にすっきり！
癒し効果絶大の里山でした。